物語の底気味悪さは、童話のような読みやすさであればあるほど際立ってくる。 『悪童日記』はタイトルどおりの物語だが、その日記を綴っている悪童は、まだ幼い双子の少年たちだ。 二人が言う「ぼくたち」は一人称として使われていて、何をするにも一緒に行…
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